Blu-spec CD ビッチェズ・ブリュー

Blu-spec CD ビッチェズ・ブリュー

アーティスト
マイルス・デイビス
パブリッシャー
SMJ(SME)(M)
価格: ¥3,500

Blu-spec CD ビッチェズ・ブリューのレビュー

うーん。むずかしい(笑)
ビッチェズ・ブリュー3枚目です。 2000年ぐらいのCDは処分したので、今あるのは2005年CDとコレの2枚なんですけど、ちょっと別モノぽいですね。 Blu-spec CDの方が音の分離とゆーか楽器の音が鮮明に聞こえるので、やっぱホンモノぽいのですが、その分 霧がひとつ晴れた感じとゆーか、・・つか、マイルスのペットの音が小さい様なそうでもない様な。 
自分としては もひとつ加工された感じの音の方が聴きなれてるんですけど、どちらがいいのかとなると、ちょっと何とも言えないですね。 
 
 
 
マイルス・ミュージックの分岐点
マイルスとビートルズをリアルタイムに感じられた1970年ころが懐かしい。僕自身が、ビートルズの解散を機にロックからニュー・ロック、そしてジャズへと歩を進めていた時期でもあった。ジャズといえば出合ったときにすでに歴史になっていたという印象が強く、ロリンズのサキ・コロもコルトレーンの至上の愛もマイルスのカインド・オブ・ブルーもすでに傑作として追いかけていた。ところが、このアルバムはリリースされ日本に入ってきたばかりで、スイング・ジャーナルでも賛否両論の問題作として話題になっていた。ジャケットのイラストもおよそジャズ・アルバムらしからぬポップな絵柄で強烈な衝撃であった。早速買い求めると、これまた、過激なエレクトリック・サウンドが充満し、複合リズムとコレクティブ・インプロビゼーションの音の宇宙に圧倒された。ことにウェイン・ショーターのソプラノサックスの凄さに度肝を抜かれた。音楽のよしあしよりもとんでもないサウンドの洪水に身を任せる恐怖感と快感に酔いしれながら脳の中枢神経を刺激され続けていた。まさに、多感な青春の只中でマイルス・ミュージックの分岐点を現時進行形で体験したのだった。