抱きしめたいのレビュー
はずせない1枚!!
1曲目はビートルズの超有名なナンバーであるにもかかわらず原曲とは全く異なる構成で演奏している為、初めはグラントグリーンのオリジナルかと思った。しかし彼は持ち前のシングルトーンでこの曲を見事に料理している。2曲目の「スピーク・ロウ」はエルビンジョーンズのうねりのあるビートに乗せてグリーン節が炸裂する!その他名曲コルコバード、ややマイナーな歌モノも混ぜながらバランスの良い選曲をしていると思う。
共演のモブレーも歌心満載!ただサックスのリードの選択を間違えたせいか若干音が割れ気味でもあるが・・
それを考慮してもやっぱりこのアルバムははずせない1枚だと思う。
共演のモブレーも歌心満載!ただサックスのリードの選択を間違えたせいか若干音が割れ気味でもあるが・・
それを考慮してもやっぱりこのアルバムははずせない1枚だと思う。
ビートルズ以外の曲がいい,
1965年の録音だから、ボサノヴァやビートルズがはやりだした頃の録音である。ジャズナンバー以外あまり演奏しないグラント・グリーンにしては珍しくポピュラー(ビートルズナンバー)の「抱きしめたい」とボサノヴァ(アントニオ・カルロス・ジョビン)の「コルコバード」を演奏している。1曲目の「抱きしめたい」はおずおずという感じで演奏しているが、2曲目のゴリゴリのジャズ・ナンバー「スピーク・ロウ」になると水を得た魚のようだ。ハンク・モブレー(テナーサックス)、ラリー・ヤング(オルガン)などのサイドメンたちも好調。しかし、なぜビートルズナンバーとボサノヴァをそれぞれ1曲ずつこのアルバムに入れたのだろうか。残りの曲はスタンダードナンバーばかりなのに・・・。アルフレッド・ライオン(ブルーノートの創立者、当時の社主にしてプロデューサー)が売れ線をねらって「おい、グラント、ビートルズもけっこういい曲を作るぜ。売れると、少しはおまえの生活も楽になるんじゃない。」と言って制作したのだろうか?売れたのかもしれないが、出来は表題曲の「抱きしめたい」以外のスタンダードのほうがいい。しかし全体の出来はグリーンの一連のブルーノート盤の中でもトップクラスだ。買って絶対に損はない。(松本敏之)

ビートルズのあの「抱きしめたい」のカバーです。
タイトル曲の他にもスピーク・ロウ、ステラ…、コルコヴァドなど
スタンダード満載でジャズ初心者の方にもお奨めですよ。
編成はオルガンが入ってて、エルビンがドラム叩いてて
けっこうゴリゴリしてるかなぁ、と思われるかもしれませんが
どちらかといえば、むしろポップで聴きやすい一枚です。
なにしろグリーンの軽めであったかいギタープレイに
中量級代表選手モブレーの優しいテナーですから
肩の力が抜けた作品(もちろん良い意味で)になってるのも納得です。
「クッキー食べながらコーヒー」みたいなイージーリスニングでも全然OK。
日曜日の午後なんかにリラックスして聴きたい一枚です。
のんびりできて5つ星。
ところでジャケットの女性は誰なんでしょう?無国籍なお顔立ちですが…